Tele-ICU(遠隔集中治療)に関するアンケート調査 実施要領

【はじめに】
 集中治療室(ICU)における診療では、患者の重症度が高いのみならず、呼吸・循環・鎮静鎮痛・栄養療法など専門性の高い治療が必要とされています。ICU専従医が日中しかいない場合や、専従医がおらず各診療科担当医が集中治療に従事せざるを得ない状況においては、医師に対する過重な業務負荷がかかるのみならず、重症度の高い患者のアウトカムが有意に悪化することが懸念されます。数多くの医療生体情報が継続的に生み出されているICUにおいて、効率よく情報を抽出し遠隔においてモニタリングをおこなうTele-ICU体制は、人的資源不足に対する解決策の一つであり、診療の質および医療安全の向上に有用であると考えられます。一方、患者個人情報の保護や遠隔診療における介入と責任の所在など、Tele-ICU導入に向けて解決すべき課題があることも明らかです。
 本アンケートにおいては、様々な診療施設において集中治療に関与している医療従事者に対してTele-ICUの必要性・有用性と懸念される障壁について調査することを目的としております。

【Tele-ICUの定義】
 Tele-ICUとは複数施設のICUに対してネットワークを用いて連携して診療支援をする治療のモデルを指します。中心となるサポートセンターから24時間365日の監視が可能となり、通常の遠隔診療は1対1が基本となりますが、Tele-ICUは複数の医療従事者が複数の患者を監視する点が特徴です。

【質問の概略】
回答者の背景         質問1~質問7
回答者の施設状況       質問8~質問22
ICU診療と専従医について    質問23~質問27
Tele-ICUについて       質問28~質問45
働き方改革の取組みについて  質問46~質問51

【アンケート調査対象者】
集中治療を必要とする症例を担当する(担当したことがある)医療従事者

【アンケート調査期間】 1次期間2019年3月  5日(火)~3月26日(火)
                                           2次期間2019年3月27日(水)~4月17日(水)

【アンケート調査方法】
 Webアンケート方式であり、指定のURLへアクセスいただき、インターネット上で提出をお願い致します。
※設問内で特に断りがない限り、回答日時点の状況についてお答えください
アンケートにおいてICU専従医の配置有無について尋ねる設問がありますが、本調査において、週 4日 32 時間以上、集中治療室で勤務している医師とします。

【回答所要時間(目安)】
8分程度

【本調査結果の取り扱について】
 本アンケート調査は当研究班が厚生労働科学研究費補助金の助成を受けて実施するものであり、頂きました結果の取り扱い範囲は、当研究班における検討のほか、本研究に限定、慎重に取り扱います。

【本件に関する問い合わせ先】
ご不明な点がございましたら、以下の事務局担当者までお尋ねくださいますよう、重ねてお願い申し上げます。

    日本集中治療医学会 遠隔ICU委員会(ad hoc) 委員長 
            「我が国における遠隔集中治療の導入における技術的・社会的課題に向けた研究
    (H30-ICT-一般-002)」研究統括
            横浜市立大学附属病院 集中治療部長・准教授
      
   髙木 俊介
   Mail:shun5323@yokohama-cu.ac.jp
   fjkmtmt@yokohama-cu.ac.jp  
以上
 
Tele-ICU(遠隔集中治療)に関するアンケート調査(期限:2019/04/17)